約束

2007年10月14日 読書
ISBN:4048735497 単行本 石田 衣良 角川書店 2004/07/27 ¥1,470


 
 
 
 
 
よかった。
泣いちゃった。

何かに押しつぶされそうになりながら、
立ち上がる人々の物語。
短編集です。

石田衣良って、IWGPしか読んだことなかったから、
正直期待せずに手に取ったんだけど、
よかったです。

友達が、この中に入っている男の子の物語のように、
脳の手術で入院しています。
わたしにできることなんてないけど、
でも祈ろうと思います。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
おもしろかった…!!

前評判がとても良くて、
三冊一度に購入。
楽しみに読みました。

最初、あまりの口語にとまどいがあったのは事実ですが、
すぐに慣れました。
心の中の言葉がそのまま。
レースのシーンでは、一緒に息をのむし、
どきどきしました。

ぐっぐっと引き込まれます。

陸上は全く、本当に全く縁がないけれど、
そして、弓道も語れるほどやってないんだけれど、
ちょっと、似てるなと思いました。
精神面がすごくでるところ。
基本の形に忠実でいることが何よりも大切なところ。
ダメだ、と思ったら途中からはどうにもたち直せないところ。

もっと読みたかったな。
物語を、最後まで書かない人が増えてる気がする。
不満、という終わり方ではないし、
余韻を残して終わるというのは常套手段なのかな。
でも、もっと読みたかった。
この人なら、最後まで描ききれる気がしたんだ。

3日間で、それこそ駆けるように読んでしまったけれど、
それでも、大事な本になりそうです。

ニート

2007年6月24日 読書
ISBN:4048736434 単行本 絲山 秋子 角川書店 2005/10/29 ¥1,260

  
 

 
 
 
職場の、図書室にあったのね。
市民図書といって、地域住民に職場を開くためにあるみたいなんだけど、
そこの蔵書と、子どもたち用の蔵書と、一緒においてあり、
職員や子どもたちも市民図書の蔵書も借り出しできるのです。

この人に興味があったんだけど読んだことがなかったので、
借りてきてみたのですが、
これ、学校に置いてちゃだめだよね?
結構エグい性描写があるよ?
何で小学校においてるの?

と、ちょっと疑問。
図書館主任に明日進言してみます。

大人としては、結構好きな文章です。

人とふれ合いたくなったよ。

りかさん

2007年1月13日 読書
ISBN:410125334X 文庫 梨木 香歩 新潮社 ¥500
 
 
 
 
 
 
 
以前、ブックオフでなんとなく購入したもの。
この人の本は、「西の魔女が死んだ」しか読んだことが無く、
その作品も児童書として紹介されているのをみて、
嫌いではないが手を出さない感じだった。

よかったです。
ちょっとおとぎ話のようで、
平和でのんびりした日常の中に潜むいのちを、
見つけられる女の子のお話、という印象。
子どもが読んでもいいかなと思う。
実は本編よりも、
最後に収録されていた短編の方にひかれ、
この作品とつながるという「からくりからくさ」を読中。
これもなかなかおもしろく読んでいる。

 
ISBN:4579404319 大型本 佐野 洋子 文化出版局 ¥1,890


 
 
 
メリークリスマス!!!
クリスチャンじゃないし、式だって神前だったけど、
世の中の人たちが幸せそうに横浜を歩いていたから、
ちょっと世界の幸せを願いたくなったさ。

昨日まで全然予定も入れてなかったけど、
昨日夫を誘って、今日は買い物に行ってきた。
クリスマスプレゼントも、今日の朝、
「ジーンズにあう上着」
って指定。
どうせ買ってないし、一緒に探してもらうのが楽しいかなと思って。

横浜は、すごい人だった。
その中で一緒に回ってくれたから、それだけでもうれしかった。

華やかな雰囲気の中で、なんだか急に自分が恥ずかしくなった。
最近、自分の見かけがすごく気になる。
肌が最近衰えてきたせいかもしれないし、
不摂生がたたって、太り気味なせいもあると思うんだけど。
周りの人たちが妙にかわいらしく見えて、
特に華奢で小さい人を、羨ましいとさえ思った。

いつからだろう。こんなに自分に失望するようになったのは。
だから、うれしかったし、楽しかったけど、
ちょっと落ち込んだりもした。

変なの。

 
帰ってきてチキンを食べて、シャンメリーを飲んで、
今からケーキを食べる。
こういうおうちでゆっくりクリスマスが落ち着くな。
ISBN:4323070241 大型本 江國 香織 金の星社 ¥1,365
 
 
 

 
 
 
 
今日はちょっと疲れていたこともあって、
自分にも絵本を買った。
29の大人が絵本だなんて、と思うこともなく、
にこにこしながら購入。
心があったかくなるんだ。

家に帰って、自分用なのにラッピングしてもらった包装紙を取り、
ほかほか読んでいたら、
夫の怪訝そうな視線に気付いた。

絵本はいい。
明るくて、まっすぐで、安心して読むことができる。
そして、切ない匂いがした。
ISBN:4592760891 単行本 酒井 駒子 白泉社 ¥1,050 「ぼく… ぼくには サンタさん くるかなあ。こないのかもしれないね、だって ぼく わるいこだから。きょう ママに いっぱい しかられたから」 そんな心配をしているぼくと、そんなの大丈夫だよと優しく寄り添ってくれるよるくまとが、一緒にイブの夜を過ごすお話。

 
 
 
 
これもいとこの子どもに送ったもの。
これは、ただ単に、よるくまのかわいさと、
主人公のかわいらしさとにひかれただけ。
よるくまの本、あたしもほしくなりました。

ゆきがふったら

2006年11月26日 読書
ISBN:4032015406 大型本 さくま ゆみこ 偕成社 ¥1,680






 
 
本屋さんで見かけて、なんだか心温まり、
いとこの子に送りました。
東京ではこんなに雪が降ることはないんだろうけれど、
冬の楽しさが伝わってくる絵本でした。
ISBN:4033041702 単行本 かきもと こうぞう 偕成社 ¥1,050

画像がないのが残念だけど、
あたし、この本が大好きでした。

コーヒーって、なんだかおいしそうだなぁって、
幼心に思ったのでした。
ISBN:4415026273 単行本 森川 那智子 成美堂出版 2004/04 ¥1,260


 

 
 
体の不調が著しいので、何年か前に買ったもの。
CDがついているのと、絵がわかりやすかったのが決め手でした。
ちょっとやっていたものの、1週間目で挫折してたのですが、
最近また始めました。
といっても、まだ2週目なので、いつまで続くのか…だけど。
体の筋がぐっと伸びるのが気持ちいい。
わたしは体も硬いし、運動もしていなかったので、
自分の体がどう動くのかもよくわからないのだけれど、
これは無理しなくてできるポーズばかりなので大変よい。
あと、無理しなくていいって明記してあるから、続けるのも気が楽かな。

週末はいつも起きられないくらいだけれど、
今週はぐったりしないで過ごせたのは、これのおかげもあるかも。
靴や靴下、紅茶を買いに行ったりもできたし。
洗濯も3回したし。

これから3週目に変わっていく(1週ずつ内容が変わる)のが、
とても楽しみ。
CD聴きながらやって、布団にはいるとすぐ眠れちゃう。
だんだん時間が長くなるのが、ちょっとマイナス面で、
これからの時間がとれないかもという不安が残るけど。
最近文句ばかり言ってる。
相手にもやな気分ばかりさせてる。

にっこりを大切に。
謙虚さを忘れず。

あったかい気持ちをもとう。
そしたら夫もかわるとおもう。

バッテリー〈5〉

2006年6月29日 読書
ISBN:4043721056 文庫 あさの あつこ 角川書店 2006/06 ¥500



よかったです。
なんかこう、引き込まれてしまう。
最近児童書にはまっています。
結構今読むとおもしろかったりする。

絵本も好きですね。
心がほんのりして、じんわりする、そんな効き方です。

あー、なかなかでも無いんですよ、読んでる時間が。

yorimo By DTC

2006年6月4日 読書
http://yorimo.yomiuri.co.jp/person/blog/dct/

昨日ね、ライブ行ったじゃないですか。
幸せになってきたんです。
昨日も書いたけど。

まささんがね、いや、親しげで申し訳ないけれども、
あえて親しみを込めていうとね、まささんが、

「おいらもドリカムキャンペーン」

を立ち上げていたのですよ。
去年の名古屋のときから、声援に対して非常にうれしがってらしたんですけどね、
なんていうか、応援したくなったのです。

で、昨日のライブで教えてもらった「yorimo」に行ってみたらば、
混んでいてなかなかつながりませんでした。
大人気ですね。
やっとまささんのブログにたどり着いたので、
まささんが「してくれーさみしいー」といっていたトラバしてみました。
でも本当のことを言うと、トラバって難しい…。
本来はその記事に関係ある記事について載せて、
情報をさらに上積みするための機能ですよね。
でもわたしそんな情報なんて無いので。

で、明け方夕方がお好きだと言ってらしたので、
こんな写真集見つけてみました。
「色の名前」
色、きれい。
こういう写真集ってすごく好きです。
ふわーってする。

ドリのライブ、いつ行っても幸せにしていただきます。
最近本当に楽しい!っていうくらい遊んだりしていないので、
そして毎日キリキリ生きているので、
あの瞬間は本当に幸せでした。
一番上の席で、遠くて見づらかったけど、
それでも伝わってきました。

ありがとうありがとうありがとう。

午後から仕事、がんばるよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
無茶苦茶な小説なんですけどね。
ホームズというからには読まねば、みたいな。

でもね。
世界史、本当に駄目だったんですよ。
追試を逃れるために、頑張って頑張って平均点。
だから、世界大戦時のヨーロッパの情勢なんて、
分かるわけ無いんですよ。

イギリス・ドイツ・ロシア・アメリカ
この時点でギブ。
これ以上出てきてもわかんないって!
みたいな。

ホームズ云々以前の問題でした。
でもなんとか読み終えよう。
じゃないとなんか悔しいから。

オヤスミナサイ。
 
 
 
 
 
 
 
 

相変わらず魔法の世界へ現実逃避していましたよ。
ここ1か月ほどで、1巻から5巻まで計7冊、読破です。
嗚呼楽しい。

もともと、読み飛ばしてしまう質なので、
読み返して、ああ、と思うことも多く、
気に入った本は何度でも読む人です。
それにしてもこれは何度読んでも楽しい。
読み返す頃には、
前読んだことを忘れている所為もあるかもしれません。
だってかなり長いから。

いい大人がね、どうなんだろうね。
でも現実逃避が物語なら、
まだいいじゃないね?

勿論、映画も観に行きます。
夫も連れて行きます。
(もう夫の休日を予約済み。ふたりでお出かけは何ヶ月ぶり)

買い物欲も溜まっています。
オープンスクールが終わったら行くぞ。
 (その後は個人面談が待っているがそれは見えないことにする。
  次から次に、まったく忙しいものだ)
 
 
オヤスミナサイ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
馬鹿みたいに読みふけり、
週末だけで、これも含めて3冊読破。

現実逃避に、魔法の世界。

子どもと一緒だわ。

これだけじゃ満足できないのも分かっているのにね。
逃げ出したくなる今日この頃。
 

オヤスミナサイ。

深い深い夢の中

2005年10月22日 読書
ISBN:4877288376 文庫 狗飼 恭子 幻冬舎 2000/02 ¥480
 
 
 
 
  
 
主人公「逸子」は、
あたしと考え方がよく似ている。
あたしが、「可愛らしい女の子」が大好きなのは、
コンプレックスの裏返しなのだ。
憧れ。
「美雨」のような女の子を見るたび、
「好みだー」なんていって、夫に呆れられたりする。
自分はなれないから、そういう外見に弱い。

「逸子」が、結局、何を乗り越えられたのか、
実はよく分からない。
けれど、あたしも、
いつか乗り越えられるといい。
 
 
 
 
夫は、要領がいい。
それは悪い意味ではなく、
手際がよいと言い換えてもいいのだけれど、イコールではなく、
要領がいいのだ。

わたしは要領が悪い。
それは、
イコール仕事ができないと言い換えることができてしまう。

夫が羨ましいのだ。
わたしにはできないことができる。
だから夫に憧れるのだろう。

夫は、この仕事があっていると思う。
夫のような先生がいても、いいと思う。

けれど。
わたしはこの仕事に向かない。
やめた方がいい。
子どもたちにとって、良い先生ではない。
そうわかっているのだ。
けれど、いつかよい先生になれるのではないだろうか、
一生懸命やれば何とかなるのではないだろうか、
そんな、夢物語にかこつけて、
こうやって仕事をしてる。
やめた方がいい、でもやめたくない、
だから今、こうして仕事をしている。
わたしのエゴだと思う。

きっとこういえば、
いろんな先生が居るよ、とか、
そんなことないよ、とか、
言ってくれる人はここでも現実でもいると思う。

わからないんだ。
今。

自分がどうしたいのか、
何が不満不安なのか、
何がいやなのか、
足りないものはなんなのか、
どうしたらわたしは怖がらず不安がらず泣かずにいられるのか。

昨日はそうしてわんわん泣いた。

「たまには思いきり泣けばいいさ」
と夫は言った。
それがそのときのわたしには的はずれで、
ちがうんだと思いながらわんわん泣いた。

裏切ってる。

そう思って泣いた。
 
 

Friends

2005年9月25日 読書
ISBN:4396632290 単行本 安達 千夏 祥伝社 2003/07 ¥1,785






 
 
 
Loversももっていて、
文庫になったら買おうとずっと思っていた本。
(わたしは文庫が好きだ。安いし、持ち歩き易いし、
 しまっておくにも場所をとらなくていい。
 それにあのサイズがしっくり来る)

江國香織さんは、
江國ワールドで、
ありえない日常を書いていた。

島村洋子はけっこう好きかも。

前川麻子さんが一番気に入ったかな。

倉本由布は、やっぱり好み。

横森理香と唯川恵は、だめでした。
横森さんは文体が、
唯川さんは、話の作りが。
後者はすごく女オンナしていて、苦手。

こういうアンソロジーは、
いろんな人を読むことができていい。

わたしの読む本は、本当に限られていて、
もう少し世界を広げないとなぁとも最近思う。
 
 

幸福な遊戯

2005年8月17日 読書
ISBN:4043726015 文庫 角田 光代 角川書店 2003/11 ¥500




あまりにも暇で、購入。
わたしが好きで読む日記を書いている人が、
この人の作品を気に入っていらしたので、
最近ちょくちょく読みます。

あまりにも「遊戯」で、
こっちの世界に帰ってくるのに、しばらくかかりました。
わたしは妙に現実的で、
途中いくつも疑問をもちながら、自分で否定しました。
「そういう話を書きたいんじゃないんだから」って。

わたしの好きな書き方だけれど、
恋愛がらみの方がすきかなぁ、とも思いました。
恋愛だと、本当にわたしの日常と関わらないから、
何も考えないで読める。

けれど、この物語は、片鱗がきっとわたしの日々にもある。
だから、苦しく感じる。
でも、これがそのままではない。
どちらかというと、日常にはありえないのに、
その影ならば、誰にでも見える、そんな感じ。

レビューなんて実はかけないけど、
読んだよ、ということを主張したかった、のかな。

 
 
 
 
しかし、もう読み終わっちゃったら、
また新しい本でも買ってこないと。
明日も休みだ。
 
 

イエロー

2005年8月16日 読書
ISBN:4887242891 単行本 南風 椎 DHC 2002/09 ¥1,260

 
 
 
 

 
きいろは元気をくれる色。

ただあおるだけでなく

鎮めてしまうでもなく

こころのすみの塊を洗いながしながら

太陽のひかりをすみずみまでとどかせる色。

おだやかに、元気になりたいとき、

わたしはいつも、この色を選びます。

 

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