つよくつよく

2011年7月3日
仕事はわたしのライフワークで、
食べるために仕事をするのではなく、
仕事をするために食べていた、今まで。

子どもたちのために、職場のために働いてきたと思っている。

だからこそ、ショックが大きいのかもしれない。



ずっと不妊治療をしていると伝えていたにも関わらず、かなり大変な学年を担任することになったのはなぜかと同僚が管理職にきいたら、「すぐに成功すると思わなかった」のだそうだ。
だから、暴力的な児童のクラス担任になったのか。
だから、妊娠を告げて以来、よそよそしくなったのか。
だから、水泳指導のことでこちらがどれだけ訴えても、すぐとなりで知らん顔できたのか。

不妊治療の時は、あれだけ「職場のことは気にしなくていいから、頑張って」と言ってくださっていたけれど、本当はわたしが妊娠するのは嫌なことだったんだな、と、わかってしまった。



甘いと思われることを怖れずに言えば、先週の出来事で、正直ショックだったし、酷く悲しくなった。
隠れて泣いたりもした。

けれど、一連のことでわたしをフォローし、一番大変な思いをしている学年主任が、気にしなくていいと言ってくださった。
そして、つよくなりなさいと。

あなたは母になるのだから、
 これから仕事を続けていくのに納得いかないことはたくさんあるのだから、
 それでもこの子を守れるのは、あなたしかいないのだから、
 つよくなりなさい。

と。

つよくつよく。
わたしはこの子に会いたくて、本当に会いたくて、7年間そればかりを願ってきたのだ。
この子を守りたい。
そのためのつよさ。


図太くなることも、開き直ることも、必要なのかもしれない。
わたしにはない、つよさだから。


つよくつよく。


呪文のように繰り返している。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索